新社会人との感覚ギャップ

毎年思いますが、新入社員の方々に接すると、
感覚のギャップがどんどん広がっていることに気づきます。

些細なことですが、具体的な例を挙げると・・・
・”PHS”って何ですか?この言葉、知らない
・知らない人と、いきなり電話で話すことへの抵抗感
・秦基博って誰ですか? →世代ごとの文化、常識が異なる

こうやって次世代の感覚に触れることは大切ですね。
自分たちの”あたり前”は彼ら彼女たちには通用しないということです。

①『接客のために』
”PHS”は”死語”と言っても過言ではないかもしれないですよね。
最近では店頭で使われることがなくなりつつあります。
ただ、稀にお客さまから「ピッチ使ってた」と言われることもあるので
やはり「知っておくべきワード」です。

②『”人生の先輩”であるお客さまと接するために』

電話応対についてしっかりと応答の仕方を教えて
練習して慣れさせてあげないといけないです。
もちろん他にもたくさんあります。
挨拶、感謝、謝罪、報告、連絡、相談・・・など。
弊社の研修でも、語彙を含めて表現の引き出しを増やす大切さを伝えています。

当然電話の相手であるお客さまはほとんどが年上の先輩となるため、
練習をして応対できるようにしましょう。

年上のお客さまと話すことができないと、
苦労するのは新社会人はもちろんのこと
周囲の先輩達もストレスが溜ってしまいます。
しっかりと動機づけして教えてあげて下さい。

③『若い世代のことを知る』
そして私たち自身が、若い世代の文化、常識も理解してあげる必要があります。

●ケータイスマホでのメール、メッセージ絵文字でコミュニケーションを図ってきた
●すぐに写真や動画で自己アピールでき、賞賛されることで満足できる
●テレビだけでなくインターネットからの情報や意見がより細かく入手できる
●同じ趣味、嗜好に関して他地域の見ず知らずの他人とコミュニケーションできる
こういう環境で思春期、多感期を過ごしてきた世代です。
「私は理解できている」と過信せず、ゆっくり受け入れてあげて欲しいと思います。
もし今の環境に生まれてきたら、誰しもがこのように育ってくるかもしれないということです。

新入社員にとって、これから始まる社会生活、
じっくりと長い目で育ててあげて欲しいと願うばかりです!
そして、そうやって新社会人を育てることは
先輩社員や店長、副店長の皆さんにとっても成長になるでしょう。

<レスポンドニュース(2017年4月10日配信)を改編>

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