コロナ禍でもスタッフのやる気を落とさないためのケア

アメリカのスーパーマーケットでマスク未着用の男性客に
マスク着用のお願いをした女性店員が、
その男性客に”鼻水”を制服に塗り付けられるという事件ありました。
さらに、別のスーパーマーケットでは
マスク着用の注意をした男性店員が
射殺されるというショッキングな事件。

不安の窮地に追いやられた人間の愚かな行為を
ウィルスがまるで嘲笑っている感じがした次第です。

ケータイショップでもここまでとは言わないものの
些細なトラブルがあるようで
こちらの記事をご覧になった方も多いと思われます。

J-CASTニュース 2020年5月1日配信
「暇だから機種変更」「家族総出で…」 「不要不急の来店」
で疲弊する携帯ショップ店員

来店客層による差異もあると思いますが、
本当に世知辛い状況になってますよね。
スタッフの不安心を助長するストレスはより一層
高まっていると思います。

さて『業務に対するモチベーション』への対処について触れます。
具体例は下記の通りです。
・今の営業内容では、提案販売がほとんどできず面白くない
・目標とかプロセス管理が、結果としてできず張り合いがない
・いつまでこの状況が続くのか、考えるとやる気が失せる
・コロナ感染が不安だと怯えている仲間を見ると面倒臭い

さてその対処はというと
経済が正常化するのがいつかわからないものの、
元に戻り始めた時に、すぐ対処できるよう
これまでの接客提案販売における改善点を
見つけ出してもらうミッションを出しておくことはいかがでしょうか。

例えば
●収束が見えた時の提案(たとえばの話です)
”リモート会議””オンラインコミュニティ”⇒光回線、タブレットの需要増
●現在のメンバーの商品知識点検
知識が不足しているメンバーへの勉強会をどうやっていくか?
●売れるあなたの経験値がなぜ他のメンバーに活かせなかったか?
●あなたの経験値を活かすためにすべきことは何か?

こんなことを出勤時の営業に差し障りのない時間帯に打ち合わせする。
もちろん打ち合わせ時の距離感は考える
また、2チーム交代制で顔を合わせられないメンバーとはオンラインで行う。
ただし、オンライン会議は意思疎通が不安定になりやすいため
簡単なルールを決めて実施する。

(参考)Youtubeレスポンドチャンネル「オンライン会議を円滑に進める方法」

あくまで今は体育会系の冬の基礎体力づくり”冬眠”のようなものと捉えて、
いざ”攻め”の時に備えよう!という動機付けで
下がり始めたモチベーションの維持向上に努めて頂きたいと思います。

注意点としては、
別記事でご紹介した不安要素が強いスタッフを無理矢理巻き込まないことです。

 別記事:スタッフのコロナ不安に対するケア

不安要素が強いスタッフには”守り”を前面に出したケアをしておかないと
さらにモチベーションが下がることも考えられますので、ご留意ください。

さて、前回の不安要素への対処と、今回の対処をした上で、
全員にして頂きたい、前向きな動機付けは

・今だから自己勉強や運営の見直しができる
・今だから普段できない清掃や環境整備ができる
・ライフラインビジネスとして、今しっかりとできることをやって社会貢献できる
・感染予防でやれることをやれば、大丈夫である
・万が一、感染しても落ち着いて冷静に対処すればいい
・お客さまはもちろんだが、会社にとっていちばん大事なのは「みなさん(スタッフ)」だ

こういったことを、日々お伝え頂きたいと思います。
もちろん朝礼で、だた”言うだけ”にならないようにご留意下さい。

<レスポンドニュース(2020年5月7日配信)を改編>

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