新任店長に伝えておくべきこと

毎年、新任でケータイショップの店長に就任される方は何人いらっしゃるのでしょうか。
もちろん正式な数字はわかりませんが
前任店長が退職や昇進により新任店長が生まれるのは当然です。

さて、その人選、育成は大丈夫でしょうか?
最悪な例は「他にいないから」「順番だから」・・・

これだけは回避して頂きたいものです。
もちろん、いろんな会社のご事情はあると思いますが、
ご本人には口が裂けても言ってはならない表現です。
稀に何の悪気なく、つい口を滑らし、本人のモチベーションを
極限まで突き落とす事例・・・実はよく耳に入ってきます。

きっかけは何であれ
店長になった以上、伝えるべきことは山のようにあるでしょう。

新任店長にどんなことを伝えていますか?

目標数字を達成させ、収益を上げることが
最大の目的であるのは、どの店長も知っての通りですよね。

そのために自店のスタッフをいかにその気にさせて
本人達の言い分や意見を聴き入れながら
目標に向かってチームワークをよくするか、
そしてスキルのボトムアップを図るか、
その計画と指示を誰に出すか。

短期目線でみると日々の実績ですが、
そのためには長期目線でみてスタッフの「育成」と「マネジメント」がやっぱり重要です。

この「育成」と「マネジメント」、つまり「スタッフと向き合うべきこと」がとても大切です。

・自分より年上のスタッフがいて気を遣う
・自分より経験の長いスタッフがいて気を遣う
・前の店長が”いちスタッフ”としてメンバーにいて気を遣う
・気が強く、すぐに感情的にキレるスタッフがいて困る
・年齢が10も下で、異性の若いスタッフになんて声かけしていいか解らず困る
・やる気がなく、前向きでないスタッフがいて困る
・何を言っても反抗して、生返事で行動に移さないスタッフがいて困る
・休みがちで言い訳ばかりして、仕事をサボりがちなスタッフがいて困る

列挙すればキリがないですが、
こんな部下がいたら”不幸”と思ってしまいますよね。
でもこれも巡り合わせであり、マネジメントの”勉強”と割り切るしかありません。
向き合うべき相手も感情や考えを持った生身の人間です。

互いの意思を通わせる努力を上長側がしないと、部下は本音を言わないのが常です。
ここにストレスを感じるかもしれませんが、
これが責任者としての“手当”や“評価”がある理由です。

本来、このようなことは、前もって新任店長に伝えておきましょう。

「あなたの成長のために
 あなたの能力を発揮するために
 あなたの積み上げてきた実績をチームに活かすために 」

<レスポンドニュース(2017年7月10日配信)を改編>

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