スタッフ自身ではなくお客さま世代に合わせたスマホの使い方提案
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Life Time Value(顧客生涯価値)
頭文字をとってLTV
ご承知の通り、これは一般マーケティング用語ですね。

顧客がその企業と取引している間、どれだけの利益を
その企業がもたらしているかを数値化したものであり
顧客自身が商品やサービスから受ける価値を表したものではありません。

この辺りの捉え方を間違えているケータイショップのスタッフが多く
「LTVがお客さまに伝わらない」とか
「LTVの売り方がわからない」など
まるで“TVサービス”かの如く、間違った解釈をしているケースもありました。
なるべく頭文字の略語や用語は正しく教えてあげて頂きたいと願うばかりです。

さて、価値提案において重要なことは
『商材サービス』×『お客さま層』=『そのお客さまに合った使い方』
この計算式のような考えになるかと思います。
特に『お客さま層』は10代から80代まで老若男女さまざまです。

いっぽうで説明する側のスタッフは20代から30代が多く
日本全国多くのケータイショップは50代から上のお客さまが多い現状。
つまり世代間ギャップは大きく開いているんですよね。
キャリアの商材サービスはスタッフも利用しているものの
そこから生まれるトークは所詮、自分自身の使い方事例だけ。

そうなると音楽、映画、本雑誌、アニメ、グルメ、生活など
多くは20代から30代の使い方となります。
それでは50代から上のお客さまには伝わらないものです。

そこで皆さまの店舗で活躍されているスタッフ達にお伝え下さい。
「あなたのご両親」「あなたのおじいちゃん、おばあちゃん」に
どうすれば楽しく使えるか、一緒に考えて貰ってほしいと。
身近なご家族が生活の中で使うと自然でリアルなセールストークが
生まれるものです。

実はお客さまもそんな活用方法が欲しいと思っているかもしれません。
「ハルメク」という雑誌をご存知でしょうか?
女性シニアを対象としている暮らしの情報誌で
以前スマホの活用術たる特集がよく組まれていました。
もちろんそれ以外のシニア層対象の雑誌も同じ。

世の中的には高齢の方々もスマホ文化になりつつあるのです。
だからこそ“生きたリアルなおススメトーク”は
これからの“店頭の武器”になるはずです!

<レスポンドニュース(2018年7月3日配信)を改編>

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